アルペン用ビンディングの板で山用ビンディングのヒールフリーの歩行を実現するためのアダプターとして、セキュラフィックスとアルパイントレッカー(アルペントレッカー)が有名ですが、アルペントレッカーのほうが人気で、セキュラフィックスは今一つ。その分ヤフオク!でもわりと低価格で落札できます。
人気の差の原因はおそらく、ねじれ強度。
アルペントレッカーは、入念な準備とブーツのソール長にあわせる加工が必要ですが、セキュラフィックスはマイナスドライバー一本で簡単にソールサイズ変更ができて、リターンスプリングも強いので、モノとしては悪くないと思います。
調整が楽な分、ねじれ強度が弱いと言われていますが、その一つは、かかと側の本体(プラスチックのブーツのかかとのコバになるパーツ)と中央のアルミ製丸パイプの接合部に着いている、「ねじれ防止突起」が抜けてしまうことがあるようです。
この突起がないと、歩行中、ちょっとバランスをくずしただけでセキュラフィックスとスキービンディングが外れてしまうようになり、山の中で焦ります。
この突起は新品時のものは、中央のアルミ丸パイプに2ミリくらいの穴が開いており、そこに、同じくらいの太さ数ミリの細いアルミパイプが差し込んであるような状態になっています。
細いアルミパイプの中に抜け落ち防止でなんらかの加工はしてありますが、歩行時に断続的に衝撃が加わり続けると抜けてしまいそうな感じがあります。実際、ヤフオクでジャンク品で出品しているものを落札したら、片方だけ抜け落ちていたこともありました。
ソールサイズを変更するネジをどれだけ固く締め付けても、この突起が欠落していると、体重が横にずれたときに、セキュラフィックスの前後がねじれてしまい、簡単にビンディングから解放してしまいます。
なんとも心もとないこの突起は信用せず、ペンチで切断するなどして取り外してしまって、別の突起を、ボルトとナットでしっかり自作して施工してつけるほうがよさそうです。
ビンディングDIY研究
2014年1月3日金曜日
2013年5月9日木曜日
壊れたビス穴の修復 ビンディングのビス穴修復用アンカーの加工方法
[私が施工したときの手順]
【強度についての考察】
板の心材の状態や、最適な穴の大きさと深さに加工できるかで結果は変わってくると思います。
問題なく施工できれば、ちょっとくらいのことでは抜けそうもない感じはあります。
旧ビス穴が干渉しているときにも使えるかも
友人に頼まれて、古い板に別のビンディングを取り付けた際、古いビス穴と新しいビンディングのビス位置が数ミリの差の場所があり、普通ならあきらめてセンターをオフセットするところ、アンカーの直径8ミリの中に、古い穴がすっぽり入る状態だったので、新しいビス穴位置を確定して、ポンチで中心に目印をつけ、慎重に穴をあけて、古いビス穴をそっくりアンカーにしたところ、無事ビンディングを取り付けることができました。コブを滑っても今のところ抜ける様子もないです。
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ヤフオクでのページ
2013年4月1日月曜日
定番ポジドライバーをゲット
ポジドライバー №3をかなりの数量確保することができました。
グリップがかなり大きくて握りやすく、一番の人気商品ですが、これは定番中の定番。入手できなくなったら大変です。
過去にいろんな種類のポジドライバーを出品してきましたが、廃盤になったり、取り寄せていた会社が無くなったりで、なかなか安定供給されません。
販売サイトはこちら
いまさら季節はずれですが、オフに突入するこの時期こそ必要なアイテムかもしれません。
先日、古い板が手元に届いたので、ビンディングを外したら、プレートと金具の間に植物の繊維がしっかりと溜まっていました。
あまりゴミが詰まるといざというときに、開放のタイミングが少し遅くなると困るのでシーズン終了時にはしっかりお掃除やグリスアップをしたいものです。
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